モバイルバッテリーのパススルーとは旅行の夜に要る人・要らない人と見分け方
公開日 出典4件(2026年11月6日確認)
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- パススルーとは、モバイルバッテリー本体を充電しながら、同時にスマホなどへ充電できる機能
- 要るのは、宿で充電器の差し口が1つしか使えず、夜のうちにスマホも本体も満たしたい人だけ
- 充電器の差し口が2つ以上使える人、日中に本体を充電できる人は、条件にしなくていい
- 対応は製品ページの「パススルー」などの語で探し、書かれていなければ買う前にメーカーへ確認する。主なデメリットは発熱と、出力の上限
商品ページの「パススルー対応」が何のことか分からず、旅行前にモバイルバッテリーを買い足す手が止まっている方に向けた記事です。この記事の「パススルー」は、選び方の記事に出てくる「同時充電」(複数台を同時に充電する=出力ポートの数)とは別の話です。機内への持ち込み・預け入れの規定を知りたい方は、先にモバイルバッテリーの機内持ち込みの規定をお読みください。
パススルーとは?「同時充電」と何が違う?
パススルーとは、バッテリー本体への充電と、スマホへの充電を同時に行う機能です。接続は「コンセントの充電器→モバイルバッテリー→スマホ」の順です(エレコム公式コラム)。
対応していない機種は、本体が満充電になるまでスマホに充電されない場合があります(エレコム)。
似た言葉の「同時充電」とは別の機能です。
- パススルー:本体を充電しながら、スマホにも充電する
- 複数台の同時充電:ポートが2つ以上あり、2台を同時に充電する
片方だけ対応した機種もあるので、条件は別々に見ます。
旅行中、パススルーが要るのはどんな人?
宿で充電器の差し口が1つしか使えず、朝までにスマホもバッテリーも満たしたい人は要ります。それ以外は条件にしなくていいです。エレコムの公式コラムにも、旅行・出張の宿泊先で本体とスマホの充電を同時に進められる場面が挙がっています。
要る人は、次のどちらにも当てはまる人です。
- コンセントが1口で、差し口が1つの充電器しか持っていけない
- 夜のうちに両方を満たして、朝そのまま出かけたい
要らない人は、次のどれかに当てはまる人です(編集部の見方)。
- コンセントが2口以上使える、または差し口が2つ以上ある充電器を持っていける
- 日中の移動中やカフェなどで、本体を充電できる
- 夜はスマホだけ充電し、本体は使い切ってから別の日に充電する
対応機でなくても、先にバッテリーを満充電にしてからスマホにつなげば、一晩で足りることもあります。ただ、夜のうちに両方が終わるとは限りません。
パススルー対応機はどう見分ける?商品ページで探す語
製品ページ・仕様表・取扱説明書で「パススルー」「同時充電」などの語と、パススルー時の最大出力を探します。書かれていない機種は、買う前にメーカーへ確認してください。
| 探す場所 | 書き方の例 | 読み方 |
|---|---|---|
| 製品ページの特長 | 「パススルー充電に対応しており、バッテリー本体に充電しながら…機器に充電が可能」(Anker A110D) | 対応と明記 |
| 仕様欄・注記 | 「パススルー時の最大出力は15W」(Anker 621) | 対応でも、出力に別の上限がある |
| 呼び名が違う機種 | 「まとめて充電」(エレコム DE-C76-10000BK) | 同種の機能。ただし先にスマホを充電し、終わると自動で本体の充電に切り替わる |
| 取扱説明書 | 目次に「2台同時充電」と「パススルー充電」(cio CIO-MB20W-5000-MAS) | 同時充電とパススルーは別の項目 |
※ 各メーカー公式の記載です(2026年11月6日確認)。仕様は変わることがあるため、購入画面で最終確認してください。
探す手順は次の4つです。
- 製品ページで「パススルー」「同時充電」「まとめて充電」の語を探す
- パススルー時の最大出力と、複数ポートを使うときの合計出力の数字を見る
- 使うスマホが対応外でないか、注記を見る
- 記載がないときは、非対応か未記載として、メーカーに問い合わせてから買う
パススルーのデメリットは?
主なデメリットは、発熱しやすいことと、出力に別の上限がある機種があることです。対応機を条件に選ぶなら、この2点を知った上で使います。
- 発熱:バッテリーとスマホの両方に熱が発生し、より高温になりやすい。発熱はバッテリーの劣化や事故にもつながり、過熱防止機能のない商品もあるようだと、エレコムの公式コラムが注意しています
- 出力:Anker 621は「パススルー時の最大出力は15W」と、パススルー時の上限を別に書いています。上限が書かれている機種は、パススルー中のスマホの充電がふだんより遅くなる場合があります(編集部の見方)
- 組み合わせ:Anker 621は「現時点でGoogle Pixelシリーズへのパススルー充電には対応しておりません」と公式ページにあります。機種とスマホの組み合わせで、使えないことがあります
使い方の注意は、次のとおりです(編集部の見方)。布団・衣類の下や布の上で使わない、風通しのよい所に置く、触って熱いと感じたら外す。膨らんだバッテリーや異常に熱いバッテリーは、使うのをやめてください。
旅行の夜の使い方は?
充電器→バッテリー→スマホの順につなぎ、風通しのよい平らな所に置いて、朝に両方の残量を確かめます。
- 接続順:コンセントの充電器、モバイルバッテリー、スマホの順につなぐ
- 置き場所:枕元の布団の上は避け、机や台の上に置く
- 過熱の目安:触って熱いと感じたら外す
- 朝の確認:満たされていなければ、翌日の移動中に本体を充電する
結局、パススルーは必要?使い方別の結論
条件にするのは、宿で充電器の差し口が1つしか使えず、夜に両方を満たしたい人だけです。次の分岐で決めてください。
- 宿で充電器の差し口が1つしか使えず、夜に両方満たしたい人は、パススルー対応と明記された機種を選ぶ。エレコムの「まとめて充電」型でも夜の目的は足りる(動きの違いは表1)
- 充電器の差し口が2つ以上使える人(差し口が2つある充電器を持っていける人も)、日中に本体を充電できる人は、パススルーを条件にしない。容量と出力で選ぶ
- 対応の記載がない機種は、非対応か未記載として扱い、買う前にメーカーへ確認する
- 発熱が気になる人は、対応機でも布の下や寝具の上で使わず、触って熱ければ外す
よくある質問
- パススルーとは何ですか?
- モバイルバッテリー本体を充電しながら、同時にスマホなどへ充電できる機能です。接続は「コンセントの充電器→モバイルバッテリー→スマホ」の順です。
- 「同時充電」とパススルーは同じですか?
- 別の機能です。同時充電は、ポートが2つ以上あって複数台を同時に充電すること。パススルーは、本体を充電しながらスマホにも充電することです。条件は別々に見ます。
- パススルーの対応は商品ページのどこで分かりますか?
- 製品ページの特長、仕様欄・注記、取扱説明書で、「パススルー」「同時充電」「まとめて充電」などの語と、パススルー時の最大出力を探します。記載がなければ、買う前にメーカーへ確認してください。
- パススルーで充電すると危険ですか?
- バッテリーとスマホの両方が発熱し、より高温になりやすいと、エレコムが注意しています。過熱防止機能のない商品もあるようです。布をかけない、風通しのよい所に置く、触って熱ければ外す、を守ってください。
まとめ
パススルーは、宿で充電器の差し口が1つしか使えず、夜に両方を満たしたい人が条件にする機能です。それ以外の人は、容量と出力で選んで構いません。
対応は「パススルー」などの語と出力の数字で見分け、記載がなければ買う前にメーカーへ確認します。使うときは発熱に気をつけてください。
容量や出力で機種を選ぶ段階に進むときは、モバイルバッテリーの選び方で整理しています。
関連記事
- モバイルバッテリーの選び方(容量・出力・複数台の同時充電で機種を選ぶときはこちら)
出典
本文の記載は、下のメーカー公式ページなどで2026年11月6日に確認したものです。仕様・条件は変わることがあるため、購入の前に購入画面とメーカーの製品ページで最新の内容を確認してください。
- エレコム モバイルバッテリーのパススルー(公式コラム):パススルーの定義、旅行・出張の場面、接続順、発熱の注意、「まとめて充電」の動き
- Anker Zolo Power Bank A110D(公式):パススルー充電に対応、複数ポート使用時の合計出力は最大15W
- Anker 621 Power Bank A1648(公式):パススルー時の最大出力は15W、Google Pixelシリーズへのパススルー充電は非対応
- cio CIO-MB20W-5000-MAS 取扱説明書(公式):「2台同時充電」と「パススルー充電」が別項目
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