飛行機に持ち込み禁止のものは?機内・預けの可否を品目別に早見

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白い台の上に置いた美容液の小瓶とクリームの容器

写真: Anete Lusina(Pexels)

この記事の結論
  • 持ち込みも預けもできないのは、ガス・火薬・毒性のもの・引火性の液体。カセットボンベ、ライター用燃料、殺虫剤、花火は家に置いていく
  • ライターとモバイルバッテリーは機内だけ。預けのスーツケースには入れず、手荷物に入れる
  • ヘアスプレーのような普通のスプレーは、持ち込みも預けもできる。1容器0.5L以下、合計2Lまで
  • カッター・ナイフ・工具は預けだけ。手荷物には入れない

スーツケースに詰め終えたあとで、ヘアスプレー、ライター、モバイルバッテリー、キャンプ用のガスをどこに入れればよいのか分からなくなる。飛行機に持ち込めないものを、機内持ち込みと預け入れの可否で品目別にまとめました。2026年11月時点、国土交通省の品目表(令和8年4月24日更新)とANA・JALの案内で確認しています。液体の量(100ml・1Lの袋・スプレーの本数)を知りたい方は、先に機内持ち込みの液体のルールをお読みください。航空会社や渡航先によって、ここに書いた内容より厳しい場合があります。

飛行機に持ち込めないものは?機内・預けの可否

持ち込みも預けもできないのは、ガス・火薬・毒性のもの・引火性の液体です。ライターと電池は機内だけ、刃物と工具は預けだけです。下の表1〜4で、手持ちの品を引いてください。

表1が両方不可、表2が機内だけ、表3が預けだけ、表4が両方できる・条件つきです。凡例は、○=できる、×=できない、△=条件つきです。

表1:持ち込みも預けもできないもの
品目 機内持ち込み 預け入れ 条件
ライター用燃料 × × ガス・オイルとも不可
カセットボンベ・ガスボンベ × × キャンプ用、ガスカートリッジも同じ
スポーツ用酸素缶 × × 医療用の酸素ボンベは別の扱い
引火性ガスのスプレー × × 塗料・潤滑油・防塵・スキーWAXなど、LPガス・DMEガスを使うもの
熊よけ・催涙スプレー × × ペッパースプレーも同じ
殺虫剤・農薬 × × 量にかかわらず不可
漂白剤・強力カビ取り剤 × × 「塩素系」「混ぜるな危険」の表示がある洗剤も
ペンキ・シンナー・ガソリンなど × × 灯油・塗料・ニス・ベンジン・軽油も同じ
花火・クラッカー × × 量にかかわらず不可
アルコール飲料(70%超) × × 度数が高い酒類
加熱式弁当・オイル式携帯カイロ × × 加熱の前後どちらも不可(JAL)
電動の乗り物 × × ホバーボード・電動スケートボードなど
吸収剤なしのオイルライター・ターボライター × × 青い炎のターボライター、ジェット・ブルーフレーム式も同じ
表2:機内持ち込みだけできるもの
品目 機内持ち込み 預け入れ 条件
ライター・安全マッチ ○ × 身につけて1個まで(ライターとマッチ合わせて)
モバイルバッテリー ○ × 2個まで。機内で充電しない
予備電池(カメラ等) ○ × 100Wh以下はANAでは1人20個まで、100Wh超〜160Whは2個まで
電子たばこ ○ × 機内で使用・充電不可。加熱式も同じ扱い(JAL)
表3:預け入れだけできるもの
品目 機内持ち込み 預け入れ 条件
ナイフ類・剃刀・カッター × ○ T字剃刀・電動シェーバーは持ち込める
工具 × ○ ドライバー・スパナ・ハンマー等。携帯用の小型セットも持ち込み不可
バット・ゴルフクラブ等 × ○ ホッケー・ラクロスのスティックも同じ
先端が著しく尖ったもの × ○ アイスピック・ダーツの矢・釘など。裁縫針・安全ピン・傘は持ち込める
缶切り・ワインオープナー・ピーラー × ○ ペットボトルオープナーも同じ
はさみ △ ○ 先が尖らず、刃が6cm以下なら持ち込める
表4:持ち込みも預けもできるもの(条件つき)
品目 機内持ち込み 預け入れ 条件
化粧品・医薬品のスプレー ○ ○ ヘアスプレー等。1容器0.5L以下、合計2Lまで
スマホ・PCなどの内蔵電池 ○ ○ 預けるときは電源を完全に切る
アルコール飲料(24%以下) ○ ○ お店で売っている容器のままなら数量制限なし
アルコール飲料(24%超〜70%以下) ○ ○ 1人5Lまで。お店で売っている容器のままに限る
ドライアイス ○ ○ 冷却用だけ、1人2.5kgまで
ヘアアイロン ○ ○ コンセント式・ガス式。ガス式は安全カバーを付ける
コードレスのヘアアイロン △ △ 電池を外せるときだけ。外した電池は持ち込みのみ

※ 表1〜4は、国土交通省の品目表(令和8年4月24日更新)と、ANA・JALの公式の表示です(2026年11月7日確認)。規定は変わることがあるため、出発前に利用する航空会社の公式ページで最終確認してください。

表にない品は、搭乗する航空会社に事前に聞いてください。国土交通省は、代表例にないものも危険物と判断されて運べないことがあると案内しています。

ライターは機内に持ち込める?預けるのは?

ライターは身につけて機内に持ち込みます。預けるスーツケースには入れられません。ライターと安全マッチを合わせて1個までです。

持ち込めるのは、喫煙用の使い捨てライター、ガス注入式ライター、吸収剤が入ったオイルライター、安全マッチです。

ポケットかバッグに入れて手荷物で運ぶ、と覚えておけば迷いません。

ヘアスプレー・スプレー缶は持ち込める?

化粧品・医薬品のスプレーは、持ち込みも預けもできます。1容器0.5L以下、1人合計2Lまでです。

例外は、持ち込みも預けもできないスプレーです。

どちらか迷うときは、缶の表示(成分や「引火性」の表示)を見て、搭乗する航空会社に聞いてください。

スーツケースに入れてはいけないもの(預け入れ)は?

預けるスーツケースに入れられないのは、両方不可の品に加えて、ライター・モバイルバッテリー・予備電池・電子たばこです。この4つは手荷物へ移します。

荷造りの最後に、この4品がスーツケースに紛れていないかを確かめてください。入れ替えるだけで、荷造りをやり直す必要はありません。

国際線も同じ?海外で追加の制限はある?

日本の空港を出発する便は、国内線も国際線も同じ品目表で判断します。国際線は液体物の制限が加わり、外国の空港からの便や渡航先では別のルールになります。

渡航先と搭乗する航空会社の案内を、出発前に確かめてください。

持ち込めないものを持ってきたら?罰則はある?

保安検査場で見つかると、その場で放棄することになります。危険物の機内持ち込みは航空法違反で、罰則(2年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金)が定められています。

放棄するとわかっているものは、最初から家に置いていくのが損のない選び方です。

結局、何を持っていく?使い方別の結論

荷造りの前に、表1〜4で手持ちの品を引いてください。両方不可の品は家に置き、機内だけの品は手荷物へ、預けだけの品はスーツケースへ入れます。次の分岐で決められます。

よくある質問

飛行機に持ち込みも預けもできないものは?
ガス・火薬・毒性のもの・引火性の液体です。カセットボンベ、ライター用燃料、殺虫剤、漂白剤、花火、ガソリンなどが当たります。表1で確かめてください。
ライターは預けられますか?
預けられません。身につけて機内に持ち込み、ライターとマッチ合わせて1個までです。
ヘアスプレーは飛行機に持ち込めますか?
持ち込めます。預けも可能です。1容器0.5L以下、合計2Lまでで、国際線は液体物の制限も加わります。
スーツケースに入れてはいけないものは?
両方不可の品に加えて、ライター、モバイルバッテリー、予備電池、電子たばこです。この4つは手荷物に入れます。
国際線でも同じですか?
日本の空港を出発する便は、国内線と同じ品目表で判断し、液体物の制限が加わります。外国の空港からの便や渡航先は、別のルールです。

まとめ

持ち込めないものは「両方不可」「機内だけ」「預けだけ」の3つに分かれます。ガスと毒性のものは家に置き、ライターと電池は手荷物へ、刃物と工具は預けるスーツケースへ入れます。

ヘアスプレーのような普通のスプレーは、持ち込みも預けもできます。今は何も買わなくてかまいません。

出典

本文の規定は、下の公式ページで2026年11月7日に確認したものです。規定は変わることがあるため、出発前に利用する航空会社の公式ページで最新の内容を確認してください。

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