受託手荷物は何kgまで?航空会社別の重量・個数・サイズ早見表

本記事のリンクに広告は含まれません。

空港の手荷物受取所で、ベルトコンベアに乗って流れてくる預け入れスーツケース
この記事の結論
  • JAL・スカイマークの国内線は「総重量20kgまでなら個数無制限(1個あたり上限32kg)」、JALの国際線エコノミーは「1個23kgまで×2個」、ANAは1個23kgまでで無料の個数が運賃により変わる(最大2個)。eチケットの控えで自分の無料の個数を確かめる
  • LCC(Peach・Jetstar Japan・Spring Japan)は運賃タイプによって無料枠が異なり、最安運賃は原則有料
  • 超過料金はANA・JALとも重量帯や1kgあたりの単価で決まる仕組みで、規定を知らずに空港で払うと想定外の出費になりやすい
  • Lサイズ・XLサイズのスーツケースは本体重量だけで2〜4kg程度ある製品が多く(実勢モデルの確認値は2.8kg〜4.0kg)、23kgの無料枠のうち実際に荷物を詰められるのは19〜20kg程度と考えておくと安全

受託手荷物(預け入れ荷物)の無料枠は、JAL・スカイマークの国内線が「総重量20kgまで・個数不問」、JALの国際線エコノミーが「1個23kgまで×2個」、ANAの国内線・国際線エコノミーが「1個23kgまで×最大2個」が目安です。総重量で数える方式と個数×重量で数える方式があり、航空会社によって考え方そのものが異なります。ANAは運賃によって無料の個数が変わる(国際線エコノミーは0〜2個)ため、eチケットの控えや予約確認の画面で自分の無料の個数を確かめておくと確実です。LCC各社(Peach・Jetstar Japan・Spring Japan)は運賃タイプによって無料枠が0kgから30kgまで幅があり、安い運賃ほど有料が基本です。このページでは各社の規定を早見表にまとめ、超過料金の目安と、Lサイズ以上のスーツケースで見落としがちな「本体重量が枠を圧迫する」問題を解説します。規定は変更されることがあるため、搭乗前には必ず利用する航空会社の公式サイトで最新情報を確認してください。

受託手荷物は何kgまで?国内線の早見表

国内線の無料枠は、JAL・スカイマークが「総重量20kgまでなら個数は問わない」方式、ANAが「1個23kgまで×最大2個(個数は運賃により異なる)」の方式で、考え方自体が異なります。LCC各社は運賃タイプによって無料枠の有無が変わります。

表:国内線の受託手荷物 無料枠早見表
航空会社 無料になる条件 重量上限 3辺サイズ上限
ANA エコノミークラス最大2個・プレミアムクラス最大3個(個数は運賃により異なる) エコノミー23kg/個、プレミアム32kg/個 158cm以内(3辺合計)
JAL 個数制限なし(総重量20kgまでが無料枠。ファーストクラスは45kgまで) 総重量20kg、1個あたり最大32kg 50×60×120cm以内(縦・横・高さそれぞれの個別上限)
スカイマーク 個数制限なし(総重量20kgまでが無料枠) 総重量20kg、1個あたり最大32kg 50×60×120cm以内(同上、個別上限)
Peach スタンダード/スタンダードプラス運賃で1個無料(ミニマム運賃は無料枠なし) 20kg/個(20kg超〜32kg以下は重量超過料金) 203cm以内(3辺合計)
Jetstar Japan Starter Plus・Starter Flex Plus運賃で20kg無料(Starter運賃は無料枠なし、別途購入) 1個あたり最大32kg(15〜40kgを5kg単位で購入可) 公式ページに3辺合計の明記なし
Spring Japan 運賃タイプにより異なる(ラッキースプリング0kg/スプリング20kg/スプリングプラス30kg) 1個あたり最大30kg 203cm以内(3辺合計)

※ ANAは2026年10月29日時点の公式サイトの数値です。過去の規定から数値が変更された時期についてはこのページでは断定していません。
※ JAL・スカイマークのサイズ規定「50×60×120cm以内」は、3辺を合計した数値(230cm)ではなく、縦・横・高さそれぞれの個別上限です。ANA・Peach・Spring Japanの「3辺合計」方式とは基準の考え方が異なるため、同じ感覚で比較しないよう注意してください。
※ 表の数値はすべて通常のエコノミークラス相当の一般ルールです。運賃タイプや特典航空券によって異なる場合があるため、詳細は各社公式サイトでご確認ください。

国際線エコノミーの受託手荷物は何kgまで?

国際線エコノミーはJALが「1個23kgまで×2個」、ANAは1個23kgまでで無料の個数が運賃により0〜2個です。日本発のANAの安い運賃(Light・Value)は、方面により1個になっています。1個あたりの重さの上限は両社とも23kgなので、違いは無料の個数です。eチケットの控えや予約確認の画面で、自分の航空券の無料の個数を確かめてください。

表:国際線エコノミーの受託手荷物 無料枠早見表
航空会社 無料になる条件 重量上限 3辺サイズ上限
ANA 0〜2個(運賃により異なる。日本発の安い運賃は方面により1個。北米・ハワイ行きはLightのみ1個) 23kg/個 158cm以内(3辺合計)
JAL 2個 23kg/個 203cm以内(3辺合計)
スカイマーク 定期国際線は運航していません(2025年10月に神戸−台北間で期間限定の国際チャーター便運航実績あり) ― ―
Peach 国内線と同じ運賃体系(スタンダード以上で1個無料) 20kg/個(32kgまで超過料金で対応可) 203cm以内(3辺合計)
Jetstar Japan 運賃タイプにより異なる(Starter Plus・Flex Plus運賃は20kg無料、Starter・Flex運賃は無料枠なし) 1個あたり最大32kg 公式ページに3辺合計の明記なし
Spring Japan 国内線と同じ運賃体系(ラッキー0kg/スプリング20kg/スプリングプラス30kg) 1個あたり最大30kg 203cm以内(3辺合計)

ANA・JALともサイズの上限(158cmと203cm)が国内線と国際線で異なる/一致するパターンが混在しているため、国際線を利用する場合は搭乗する区間の規定を個別に確認することをおすすめします。

超過料金はいくらかかる?

無料枠を超えると、重量帯ごとの定額または1kgあたりの単価で超過料金がかかります。事前に把握しておけば空港での想定外の出費を避けやすくなります。

いずれも「無料枠ぎりぎり」を狙うと、パッキング時の数百グラムの誤差で数千円の追加料金が発生しかねません。自宅の体重計等で事前に計量しておくと安心です。

スーツケース本体の重量も、23kgの枠に含まれる

受託手荷物の重量制限は、スーツケース本体の重さも含めた総重量で判定されます。中身をどれだけ絞っても、ケース自体が重ければ使える枠は目減りします。

実勢モデルの公式スペックを見ると、71L(Lサイズ帯)のPROTECA 360G4は本体重量4.0kg、94L(XLサイズに近い大型モデル)のSamsonite シーライト スピナー75は本体重量2.8kgと、同程度の容量帯でも1kg以上の差があります(このPROTECA 360G4は71Lの預け入れ向けサイズで、他記事で紹介している機内持ち込みサイズの38L版「360G4」とは異なる型番の製品です)。

23kgの無料枠でPROTECA 360G4(本体4.0kg)を使う場合、荷物として詰め込めるのは単純計算で19kg程度です。「23kgまで詰めていい」ではなく「本体重量を引いた分までしか詰めていない」と考えておくと、空港での重量超過を避けやすくなります。購入前にスーツケース本体重量(多くの商品ページに「本体重量」として記載)を確認しておくのがおすすめです。

Lサイズは重量オーバーになりやすい理由

Lサイズ・XLサイズは4〜6泊以上や家族旅行など「荷物が増えやすい場面」向けに選ばれるため、容量に余裕がある分だけ詰め込みすぎてしまいやすいサイズです。

61〜90LのLサイズは、衣類だけでなく靴・お土産・現地で買い足した荷物まで収まってしまうため、気づかないうちに23kgを超えているケースが少なくありません。特に帰りの荷物(お土産・購入品)が増える旅行では、行きは無料枠内でも帰りに超過料金が発生するパターンがよくあります。

自分の泊数・人数にとって適切な容量かどうかは、詰め込む前に確認しておくのが安全です。

よくある質問

受託手荷物と機内持ち込み手荷物は別枠として計算していい?
はい、多くの航空会社で受託手荷物と機内持ち込み手荷物は別枠として扱われます。このページの数値は預け入れ(受託)のみが対象で、機内に持ち込む分は含まれません。機内持ち込みの重量・サイズ規定は「機内持ち込みスーツケースのサイズ早見表」で確認できます。
スーツケース本体の重量はどこで確認できる?
多くの商品ページのスペック欄に「本体重量」として記載されています。外寸・容量と並んで記載されていることが多いため、購入前にサイズだけでなく重量も確認しておくと、受託手荷物の無料枠との相性が判断しやすくなります。
LCCで受託手荷物を安く預けるコツは?
Peach・Jetstar Japan・Spring Japanのいずれも、搭乗当日に空港カウンターで追加購入するより、予約時または事前のWeb購入の方が割安になるのが基本です。必要な重量枠が事前に分かっている場合は、予約時にまとめて申し込んでおくことをおすすめします。

まとめ

受託手荷物の無料枠は、JAL・スカイマークの国内線が「総重量20kgまで個数不問」、JALの国際線エコノミーが「1個23kgまで×2個」、ANAが「1個23kgまで×最大2個(個数は運賃により異なる)」が目安です。LCC各社は運賃タイプ次第で無料枠が0〜30kgと幅があります。超過料金は重量帯ごとの定額または1kgあたりの単価で決まるため、事前の計量が有効です。また、Lサイズ以上のスーツケースは本体重量だけで数kgあるため、詰め込める量は表示の枠より少なくなる点も覚えておくと安心です。

規定は変更されることがあるため、搭乗前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。(本記事の規定情報の最終確認日:2026年7月24日)

重量制限に収めたい人は、Mサイズのまとめ/Lサイズのまとめで本体重量の実数値を比べられます。

出典

本文の規定・料金・製品スペックは、次の公式情報で確認しています(2026年9月27日確認)。規定・料金は変わることがあるため、搭乗前・購入前に各社公式サイトで最新の内容を確かめてください。

本記事内のリンクはすべて通常リンクです(アフィリエイト広告を含みません)。当サイトの一部記事ではアフィリエイトプログラム(もしもアフィリエイト・バリューコマース・Amazonアソシエイト・A8.net)を利用しています。