タイのeSIMは事前購入と現地SIMのどっちがいい?無制限が要るなら現地SIM、10GBで足りるなら事前eSIM

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バイクの前で、スマートフォンの地図アプリを見ている手元

写真: ArtHouse Studio(Pexels)

この記事の結論
  • 無制限を5日以上使うなら現地SIM。AISの無制限8日は499バーツ(約2,390円)で、日本で買う事前eSIMの無制限8日(4,080〜4,200円)より約1,700〜1,800円安い
  • 10GB以内で足りるなら事前eSIM。JAPAN&GLOBALの10GB・7日は1,910円で、現地の無制限8日(約2,390円)より安い
  • 着陸してすぐ地図や配車を使いたい人、3日以内の人、旅行中も日本のSMSを受け取りたい人は事前eSIM。現地SIMは店での購入とパスポートでの登録が要る
  • ahamoなら15日・月30GB以内、楽天モバイルなら月2GBに収まる滞在は、今の契約で足ります。何も買わなくていい

空港で買う現地SIMのほうが安いと聞く一方で、着陸前にeSIMを入れておくほうが楽そうにも見えて、決めきれない。この記事では、タイのAIS・Trueの現行プランと日本で買える事前eSIMの料金を同じ日数で並べ、日数とデータ量から1つに絞ります。

タイのeSIMは事前購入と現地SIMのどちらが安い?

無制限どうしなら現地SIMが安く、10GB以内で足りるなら事前eSIMが現地の無制限より安くなります。同じ日数の料金を並べると次のとおりです。

表1:同じ日数で比べたタイの通信料金(2026年10月13日確認)
日数 現地SIM:AIS(無制限) 事前eSIM:JAPAN&GLOBAL(無制限) 事前eSIM:JAPAN&GLOBAL(10GB)
7〜8日 8日 約2,390円 8日 4,200円 7日 1,910円
15日 約3,350円 7,300円 2,030円
30日 約5,740円 12,450円 2,410円

※換算と支払い:現地SIMのバーツ表示は、1バーツ=4.79円(TTS〈電信売相場〉、2026年10月9日現在)で換算し、10円単位に丸めた目安です。実際の支払いは現地でバーツ払いになり、カードの為替手数料は別にかかります。JAPAN&GLOBALの価格は税込の表示価格です。

※7〜8日の行の比べ方:AISに7日のプランはないので、8日(499バーツ)と比べています。JAPAN&GLOBALの無制限は7日だと3,440円です。

差は日数が長いほど開きます。無制限で現地SIMのほうが安くなる額は次のとおりです。

逆に、データ量が10GBで足りるなら、事前eSIMは同じ日数で現地の無制限より安くなります。差は次のとおりです。

なお「無制限」の速度条件は事業者ごとに違います。申し込み前に、各社の注意書きを確認してください。

タイの現地SIM(AIS・True)の現行プランと買い方は?

AISの旅行者向けは1日49バーツ(1GB)から、無制限は5日399バーツ〜30日1,199バーツです。AIS公式の現行表は次のとおりです。

表2:AISの旅行者向けプラン(2026年10月13日確認・1バーツ=4.79円で換算)
プラン 料金 データ 通話
1日 49バーツ(約230円) 1GB 全社宛1.07バーツ/分
5日 399バーツ(約1,910円) 無制限 AIS網内無料
8日 499バーツ(約2,390円) 無制限 AIS網内無料
15日 699バーツ(約3,350円) 無制限 AIS網内無料
30日 1,199バーツ(約5,740円) 無制限 AIS網内無料

※無制限のプランは5G/4Gの最大速度で、AIS網内の通話が無料になり、100バーツ分のボーナスが付きます。LINEなどのSNSアプリはデータを消費しません(AIS公式の表示)。

True(True-dtac)にも旅行者向けがあります。Happy Tourist Infinite SIMの8日は449バーツ(約2,150円)で、無制限です。

買う場所は、スワンナプーム空港の1階にあるAISの店(空港運営のAOTの案内)と、Trueの空港内の店舗やサービスセンターです。

現地SIMは、買うときに本人登録が必要です。

タイのeSIMのおすすめは?日本で買う事前eSIMの選び方

10GB以内で足りる人、着陸直後から使いたい人、パスポート登録の手間を避けたい人、3日以内の人、旅行中も日本のSMSを受け取りたい人は、事前eSIMが向いています。現地の無制限は5日が最小のプランなので、3日以内の無制限は現地に同じ条件のプランがありません。

3日以内なら容量型の事前eSIMで足ります。JAPAN&GLOBAL eSIMの5GB・7日は1,230円です。

選ぶ軸は3つです。

端末は、eSIMに対応していて、SIMロックが解除されていることが条件です。iPhoneはXS・XS Max・XR以降が対応しています(Apple公式)。

料金の目安は、JAPAN&GLOBAL eSIM(2026年10月13日確認)のタイでこうなっています。

無制限を他社と並べると、次のとおりです(トリファのみ2026年10月11日確認)。

無制限は日数によって最安の社が入れ替わり、JAPAN&GLOBALと最安の社との差は400円以内です。事前eSIMが現地より安くなるのは容量型なので、5GB・10GB・20GBを7日・15日・30日で選べるJAPAN&GLOBAL eSIMを例にしています。

JAPAN&GLOBAL eSIM

10GB以内で足りる人、着陸直後から使いたい人に

タイの容量型は5GB・10GB・20GBを、7日・15日・30日から選べます。eSIM対応でSIMロック解除済みの端末が必要です。

公式サイトで見る

買わなくていいのはどんなとき?

ahamoなら15日・月30GB以内、楽天モバイルなら月2GBに収まる滞在は、今の契約で足ります。何も買わなくていい人です。

日数やデータ量がこの枠を超えるなら、無制限が要る人は現地SIM、10GB以内の人は事前eSIMを選んでください。

日本の番号は残せる?

物理SIMの日本回線を入れたまま、タイ回線のeSIMを足せば、日本の番号は残ります。iPhone XS・XS Max・XR以降は、物理SIMとeSIMの2回線を同時に使えるためです(Apple公式)。

結局どれを選ぶ?使い方別の結論

今の契約で足りるか、旅行中も日本のSMSが要るか、無制限か10GBか、着陸直後から使うかの順で決めます。当てはまるものを選んでください。

たとえば、来月バンコクへ6〜8日行き、地図・配車・写真の共有を毎日使い、残量を気にしたくないiPhoneの人。今の契約がahamoで30GBに収まるなら何も買わなくてよく、それ以外で旅行中に日本のSMSを受け取る必要がなければ現地SIMです。

AISかTrueの8日プランを空港で買えば、約2,150〜2,390円で無制限になります。日本では何も買わず、パスポートを機内に持ち込んで、入国後に店で本人登録をしてください。

よくある質問

タイのSIMは、現地で買うのと事前eSIMのどちらが安い?
無制限どうしなら現地SIMが安く、AISの8日は499バーツ(約2,390円)、日本で買う事前eSIMの無制限8日は4,080〜4,200円です。10GB以内で足りるなら、容量型の事前eSIM(JAPAN&GLOBALの10GB・7日は1,910円)のほうが現地の無制限より安くなります(2026年10月13日確認)。
タイで現地SIMを買うのにパスポートは必要?
必要です。有効なパスポートでNBTCの規則に従って本人登録をします。パスポートは預け荷物に入れず、機内に持ち込んでください。
日本の番号を残したまま使える?
物理SIMの日本回線を入れたまま、タイ回線のeSIMを足せば残ります。現地の物理SIMを入れるときは、SIMスロットが1つの機種だと日本の物理SIMを抜くことになります。
タイで何も買わなくていいのはどんなとき?
ahamoなら15日・月30GB以内(2026年11月30日までの内容)、楽天モバイルなら月2GBに収まる滞在のときです。今の契約で足ります。

まとめ

タイの通信は、無制限を5日以上使うなら現地SIM、10GB以内・着陸直後・3日以内・日本のSMSを受け取りたいなら事前eSIMです。ahamoなら15日・月30GB以内、楽天モバイルなら月2GBに収まる滞在は、今の契約で足ります。

料金は変わることがあるので、買う前にAIS・Trueと事前eSIMの公式ページで最新の内容を確かめてください(本記事の情報は2026年10月13日確認)。

出典

本文の料金・条件は、次の公式情報で2026年10月13日に確認しています(トリファの料金のみ2026年10月11日確認)。料金や為替は変わることがあるため、買う前に各公式ページで最新の内容を確認してください。

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