ポータブル電源は飛行機に持ち込める?160Whの線と持っていける1台

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この記事の結論
  • 容量が160Whを超えるポータブル電源は、飛行機に持ち込めず、預け入れもできない。例えばJackery Explorer 240 New(256Wh)・500 New(512Wh)もここに当たる
  • 160Wh以下でも預け入れはできず、手荷物として持ち込むだけ。機内では使わない前提で、座席上の収納棚にも入れない
  • スマホ・PCの充電だけが目的なら、ポータブル電源は要らない。100Wh以下のモバイルバッテリーで足りる
  • 国際線は航空会社ごとに違う。持っていくなら100Wh以下に絞ると迷わない

キャンプや防災用に持っているポータブル電源を、来月の旅行や出張に連れていけるのか。仕様表の「容量〇〇Wh」をどう読めばよいのか。この記事は、その判断に迷っている方に向けて、容量の線引きと機内での扱いを国土交通省と航空会社の規定で整理します。普通のモバイルバッテリーの個数や機内での使い方を知りたい方は、先にモバイルバッテリーの機内持ち込みの規定をお読みください。

ポータブル電源は飛行機に持ち込める?

160Whを超えるものは、持ち込みも預け入れもできません。160Wh以下は、手荷物として持ち込むだけです(預け入れは不可)。国土交通省の案内と、JAL・ANAの規定が同じ線を引いています。

確認するのは、仕様表の「容量〇〇Wh」の数字です。ポータブル電源はWhで書かれているのが普通なので、まずそこを見ます。

表1:容量の目安と持ち込み・預け入れ
容量 機内持ち込み 預け入れ 補足
100Wh以下 可 不可 モバイルバッテリーの扱いなら2個まで
100Wh超〜160Wh以下 可 不可 国際線は事前承認が要る会社がある
160Wh超 不可 不可 輸送できない

※ 国土交通省と各航空会社の公式の表示です(2026年11月6日確認)。規定は変わることがあるため、出発前に利用する航空会社の公式ページで最終確認してください。

Whを自分で出す式は、国土交通省の資料にあります。

家庭・キャンプ・防災用の例として、Jackery公式の小型一覧には次の機種が載っています。

いずれも160Whを超えるので、持ち込みも預け入れもできません。

「ポータブル電源」はモバイルバッテリーと同じ扱い?

国の規定に「ポータブル電源」という製品名は出てきません。ただしモバイルバッテリー(パワーバンク)の定義に当てはまるので、モバイルバッテリーと同じ規定で見ます。

国土交通省の告示では、パワーバンクを「他の電子機器に電力を供給する目的のものであってリチウム電池を内蔵したもの」と定めています(航空局メールマガジンNo.111)。ANAの国内線の案内もほぼ同じ文言です。

容量の数字を見て、上の表1で判断してください。ラベルでWhが読み取れないときや迷うときは、搭乗する航空会社に事前に問い合わせてください。

個数は、モバイルバッテリーと同じ規定で見ると1人2個までです(2026年4月24日〜。国土交通省・JAL・ANA・Peach・ジェットスター)。小型機を複数持ち込むときは、この枠で数えます。

160Wh以下なら、機内で使える?

機内では使わない前提で計画してください。国土交通省とJALは、機内でモバイルバッテリーへ充電しない、他の機器へ充電しない、座席上の収納棚に入れない、の3つを案内しています。

機内で「他の機器へ充電しない」ことは、法律の禁止ではなく、国土交通省が行わないよう求めているものです。航空会社とメーカーの案内も合わせると、機内で使う前提では計画しないでください。

国際線は?2027年1月から変わる?

国内線は国土交通省の枠(160Wh以下)で収まります。国際線は航空会社ごとに違い、100Wh超〜160Wh以下に事前承認が要る会社があります。迷うなら100Wh以下に絞ってください。2027年1月以降は100Whまでに制限される可能性があります(JALの注記)。

2027年1月以降に乗る予定がある方は、搭乗する航空会社の最新の案内を出発前に確かめてください。

100Wh以下で持っていけるポータブル電源はある?

例として、Jackery Explorer 100 Plus(99.2Wh)があります。ただしACコンセントは使えず、USB機器の充電用です。

AC出力が要る機器(電気ケトルやドライヤーなど)は、この1台では動かせません。現地で手当てする前提で考えてください。スマホ・PCの充電だけなら、モバイルバッテリーで足ります。

100Wh以下・USB機器の充電用

Jackery Explorer 100 Plus

99.2Wh・965g・ACなし
こんな人におすすめ
  • すでにポータブル電源を使っていて、旅行用に100Wh以下の1台を探している人
  • 国際線も見据えて、100Wh以下に収めたい人

仕様(Jackery公式):容量99.2Wh、重さ965g、出力はUSB-C 2口とUSB-A 1口で最大128W、ACコンセントは使えません。

参考価格(税込・公式ストア表示) 15,900円 2026年11月6日確認

※ Jackery公式の表示です(2026年11月6日確認)。価格は変わることがあるため、購入画面で最終確認してください。

結局、ポータブル電源は飛行機に持っていく?使い方別の結論

容量が160Whを超えるなら家に置いていき、160Wh以下なら手荷物に入れて持っていきます。次の分岐で決めてください。

よくある質問

ポータブル電源は飛行機に預けられますか?
預け入れはできません。160Wh以下のものは、手荷物に入れて機内に持ち込むだけです。
160Whを超えるポータブル電源は持ち込めますか?
持ち込みも預け入れもできません。国土交通省とJAL・ANAが、160Wh超は不可と案内しています。
機内でポータブル電源を使えますか?
使わない前提で考えてください。国土交通省とJALは、機内で充電しない、他の機器へも充電しない、座席上の収納棚に入れない、の3つを案内しています。
国際線でも160Whまで持ち込めますか?
航空会社によります。100Wh超〜160Wh以下に事前承認が要る会社があるので、迷うときは100Wh以下に絞ってください。

まとめ

仕様表の容量を見て、160Whを超えるなら飛行機には乗せません。160Wh以下でも預け入れは不可で、機内では使わない前提で考えます。

スマホ・PCの充電だけなら、ポータブル電源を買う必要はありません。100Wh以下のモバイルバッテリーで足ります。

モバイルバッテリーの個数や機内での使い方は、モバイルバッテリーの機内持ち込みの規定で整理しています。

出典

本文の規定と製品情報は、下の公式ページで2026年11月6日に確認したものです。規定は変わることがあるため、出発前に利用する航空会社の公式ページで最新の内容を確認してください。価格は購入画面で最終確認してください。

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