冬のスーツケースは何Lいる?「冬は1サイズ上」ではなく、行きの荷物量と預け入れの重さで決めます

本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

開いたスーツケースに、丸めたニットやデニムを詰めている手元

写真: Vlada Karpovich(Pexels)

この記事の結論
  • 冬でも、公式の泊数の目安(1泊10L)を一律に引き上げなくていい。決め手は「行きの荷物量」と「帰りに荷物が増えるか」です。帰りが増えず厚手が少ない3泊なら機内持ち込みサイズでもよく、手持ちで足りるなら買わなくていいです
  • 帰りにお土産が増えるなら、行きを容量の50〜60%に収める大きさにします(ACE公式が、お土産をたくさん買うつもりの人に示す目安)。3泊は拡張つきM、4泊は拡張つきM〜L、5泊以上は1個に収めず2個に分けます
  • 預けるなら重さも見ます。預け入れの枠(ANA国内線1個23kg・JAL国内線合計20kg)から本体の重さを引くと、JALでLを1個預ける場合、中身は15kg強までです

12月から2月に、厚手のニットと靴を持って2〜6泊の旅に出る。手持ちのスーツケースで足りるのか、買うなら何Lか。「冬は1サイズ上」と書くページを見て、かえって迷っている方に向けた記事です。冬のスーツケースの大きさは、一律に1サイズ上げて決めるものではありません。メーカーの公式な目安を組み合わせると、泊数と、帰りに荷物が増えるかどうかで、ほぼ答えが決まります。冬に関係なく、泊数と人数から基本のサイズを知りたい方はスーツケースのサイズの選び方へ。

冬のスーツケースは何L?5問の診断で自分の答えを出す

答えは5つです。手持ちで足りる(買わなくていい)/絞って機内持ち込みサイズ/拡張つきM/L/1個に収めない、のどれかになります。

泊数・運び方・帰りの荷物・厚手のものの量・手持ちのケースの5つに答えると、答えが1つ出ます。買う答えのときだけ、代表機種のボタンがその場に出ます。

冬のスーツケース容量診断

Q1. 何泊の旅ですか
Q2. 荷物の運び方は
Q3. 帰りの荷物は、行きより増えますか
Q4. ケースに入れる厚手のもの(ニット・靴)は

コートは着て乗る前提なので、数えません。

Q5. 手持ちのスーツケースは

答えの決め方は、Samsonite公式の泊数の目安(1泊10L)から始めます。帰りに荷物が増える人は、行きの荷物が容量の5〜6割に収まる大きさまで上げ、帰りが増えない人は公式の泊数帯の下限と比べます。

理由と計算は、以降の節で確かめられます。

メーカー公式は「冬は何L増える」と言っている?

言っていません。SamsoniteもACEも、冬に何L増えるかの数字は出していません。公式の数字として使えるのは「1泊10L」「行きは容量の50〜60%」「4〜6泊は50〜70L台、1週間以上は80L以上」の3つです。

冬の服は、同じ枚数でも夏の服より場所を取ります。

表1:メーカー公式が言っていること・言っていないこと
メーカー 泊数の目安 冬・季節の記述 拡張の扱い
Samsonite1泊10L。4〜6泊は50〜70L台、1週間以上は80L以上季節やお土産の量で異なる。増える量の数字はなし荷物が多い人は拡張つきか少し大きめ
ACE〜49Lは2〜3日、〜79Lは4〜5日から1週間夏か冬かで荷物の量はだいぶ変わる。数字はなし拡張後のサイズも確かめる。お土産が多い人は行きを50〜60%に

※ 各メーカーの公式ページの記述を要約したものです(2026年10月24日確認)。

この先の節で出す必要な容量は、公式の2つの数字(1泊10Lと、行き50〜60%)を組み合わせたエラビトの計算です。メーカーが冬用に示した数字ではありません。

冬服の3泊は、スーツケース何L?

帰りの荷物が増えず、厚手のニットや靴が少ないなら、3泊は機内持ち込みサイズで足ります。厚手が多い、または帰りに増えるなら、50L前後(拡張つきMの下限)まで上げます。

計算はこうです。

厚手のものが多く、帰りが増えない人を1段上(拡張つきM)にしているのは、エラビトの判断です。コートは着て乗る前提で、ケースに入れるニットや靴が多いと、30Lの目安では余裕がなくなるためです。

3泊を機内持ち込みに絞るなら、重さは?

ANA国内線の機内持ち込みは、手荷物と身の回り品の合計で10kg以内です。本体が2kg台のケースなら、中身と身の回り品に使えるのは7〜8kg前後になります。

冬の4泊以上は、何Lあれば足りる?

帰りに荷物が増える冬の4泊は、拡張つきM〜L。5泊以上で帰りも増えるなら、Lでも足りず2個に分けます。帰りが増えず厚手が少ないなら、冬でも公式の目安から上げずに、表2の「帰りが増えない」の列の大きさで足りる、というのがエラビトの判断です。

自分の泊数と、帰りの荷物の増え方の行を見てください。

表2:泊数と帰りの増え方で見る、必要な容量(L)
泊数(計算に使う泊数) 公式の泊数の目安(1泊10L) 帰りが増えない 少し増える(÷0.6) かなり増える(÷0.5)
2〜3泊(3泊)30305060
4泊40506780
5〜6泊(6泊)6060100120
7泊以上(7泊)7080117140

※ 「帰りが増えない」は、公式の泊数の目安(1泊10L)と、Samsonite公式の泊数帯の下限(4〜6泊は50L、1週間以上は80L)の大きい方です。÷0.6・÷0.5は、ACE公式の「行きは容量の50〜60%」を逆算したエラビトの計算で、帰りに荷物が増える人にだけ当てはめます。

読み方の例です。

つまり、冬の4泊以上だからLを買う、とはなりません。帰りが増えないなら、4〜6泊は「帰りが増えない」の列のとおり、Mの大きさで足ります。

買うなら拡張つきMにするのは、6泊の60Lが拡張なしのMの上限いっぱいだからです。代表機種(58L・拡張後69L)なら、広げて受けられます。

冬服で詰めたら、預け入れの重さはどこまで?

サイズを上げるほど本体が重くなり、枠の中で中身に使える重さは減ります。厚手の服を詰め込むと、容量より先に重さの枠に当たることがあります。

表3:本体の重さを引いた、中身に使える重さ(1個だけ預ける場合)
ケース(本体の重さ) ANA国内線(1個23kg) JAL国内線(合計20kg)
拡張つきM(4051-59・3.3kg)19.7kg16.7kg
L(クレスタ 06318・4.8kg)18.2kg15.2kg

※ ANA・JALの無料の枠から、各メーカーが公表する本体の重さを引いた値です(ANAは2026年10月24日、JALは2026年7月24日確認)。規定は変わることがあるため、出発前に利用する航空会社の公式ページで最終確認してください。

JALは合計の重さで数えるので、2個に分けても枠は20kgのままです。2個に分けて重さにも余裕を持たせたいなら、エコノミーで1個23kgを2個まで預けられるANAの方が向いています。

結局どれ?冬の条件別の結論

手持ちのケースが、表2の自分の行の容量以上なら、買い替えなくていいです。帰りが増えず厚手のものが多い人は、1段上で見ます。3泊なら機内持ち込みサイズでなくM(買うなら拡張つきM)、4〜6泊なら拡張なしのMでなく拡張つきMです。

足りない人だけ、次の条件で選びます。

「冬は1サイズ上」という一律のルールは使いません。上げるかどうかは、帰りに増えるかと、厚手のものの量で決まります。

買うなら、拡張つきMとLのどれ?

中心は拡張つきMです。迷ったらレジェンドウォーカー 4051-59、Lが要る人はACE クレスタ 06318です。診断で「買わなくていい」と出た方は、この節は読まなくて大丈夫です。

拡張つきMなら

レジェンドウォーカー 4051-59(ソフト)

58L・拡張69L・3.3kg
こんな人におすすめ
  • 3泊で厚手のニット・靴が多い人、帰りに荷物が増える人
  • 4泊で帰りが少し増える人(必要な容量67L)
  • 4〜6泊で帰りが増えない人(必要な容量50〜60L)
容量
58L(拡張時69L)
本体の重さ
3.3kg
タイプ
ソフト(ポリエステル)

おすすめの根拠:表2の拡張つきMの帯(4泊で少し増える67Lまで)を、拡張後の69Lで受けられます。本体3.3kgなら、JAL国内線の合計20kgのうち中身に16.7kgを使えます。

Lが要るなら

ACE クレスタ 06318

83L・拡張93L・4.8kg
こんな人におすすめ
  • 4泊で帰りがかなり増える人(必要な容量80L)
  • 7泊以上で帰りが増えない人(必要な容量80L)
容量
83L(拡張時93L)
本体の重さ
4.8kg

おすすめの根拠:80Lの必要な容量を拡張前の83Lで受け、拡張すれば93Lまで広がります。

本体が4.8kgあるので、JAL国内線で1個預けるなら中身は15.2kgまでです。詰める前に表3を見てください。

よくある質問

冬の3泊は、スーツケース何Lですか?
帰りが増えず厚手が少ないなら、機内持ち込みサイズで足ります。厚手が多い、または帰りに増えるなら50〜60Lで、拡張つきMを選びます。3泊×10L=30Lを、帰りが増える人は行き6割に収まるよう割り戻した値です。
冬は1サイズ上にするべきですか?
一律に上げる必要はありません。SamsoniteもACEも、冬に何L増えるかの数字は出していません。上げるかどうかは、帰りに荷物が増えるかと、厚手のものの量で決めます。帰りが増えないなら、4〜6泊はMの大きさで足ります。手持ちのMが表2の容量以上あれば買わなくていいです。買うなら拡張つきMです。
冬の旅行は、スーツケースを預けたほうがいいですか?
3泊で荷物を絞れるなら機内持ち込みでよく、それ以外は預ける前提で考えます。ANA国内線の機内持ち込みは、手荷物と身の回り品の合計10kg以内です。預けるときは、枠(ANA国内線1個23kg・JAL国内線合計20kg)から本体の重さを引いた分が、中身に使える重さです。
帰りにお土産が増えそうです。どうすればいいですか?
行きの荷物が容量の50〜60%に収まる大きさにします(ACE公式が、お土産をたくさん買うつもりの人に示す目安)。4泊で少し増えるなら67Lで拡張つきM、かなり増えるなら80LでLです。5泊以上で帰りも増えるなら、1個に収めず2個に分けます。

まとめ

冬のスーツケースの大きさは、一律に1サイズ上げるのではなく、行きの荷物量と帰りの増え方、預け入れの重さで決めます。帰りが増えない人は、厚手のものが多くなければ冬でも公式の目安から上げずに足りる、というのがエラビトの判断です。手持ちが足りているなら買わなくていいです。

帰りが増える人は、行きが容量の5〜6割に収まる大きさにして、預けるなら本体の重さを引いた残りで詰めます。自分の答えを出し直すときは、ページ上の診断(冬のスーツケースは何L?5問の診断)に戻ってください。

出典

本文の目安・規定と商品の容量・重さは、下の公式ページで2026年10月24日に確認したものです(JAL国内線の無料の枠〈20kgまで・個数の制限なし〉は2026年7月24日確認。ACE クレスタ 06318の重さはACE公式ストア〈Yahoo!ショッピング店〉の商品ページの表記)。規定・仕様は変わることがあるため、出発前に利用する航空会社の公式ページで、購入前に商品ページで最新の内容を確認してください。

本記事にはアフィリエイト広告(もしもアフィリエイト・Amazonアソシエイト)を含みます。リンク経由で申し込みがあった場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。商品カードの写真と、写真と同じ枠に並ぶ購入ボタンは、もしもアフィリエイト「かんたんリンク」によるものです(画像は各モールの商品ページ提供)。