冬のスーツケースは何Lいる?「冬は1サイズ上」ではなく、行きの荷物量と預け入れの重さで決めます
公開日 出典8件(2026年10月24日確認)
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この記事の結論
- 冬でも、公式の泊数の目安(1泊10L)を一律に引き上げなくていい。決め手は「行きの荷物量」と「帰りに荷物が増えるか」です。帰りが増えず厚手が少ない3泊なら機内持ち込みサイズでもよく、手持ちで足りるなら買わなくていいです
- 帰りにお土産が増えるなら、行きを容量の50〜60%に収める大きさにします(ACE公式が、お土産をたくさん買うつもりの人に示す目安)。3泊は拡張つきM、4泊は拡張つきM〜L、5泊以上は1個に収めず2個に分けます
- 預けるなら重さも見ます。預け入れの枠(ANA国内線1個23kg・JAL国内線合計20kg)から本体の重さを引くと、JALでLを1個預ける場合、中身は15kg強までです
12月から2月に、厚手のニットと靴を持って2〜6泊の旅に出る。手持ちのスーツケースで足りるのか、買うなら何Lか。「冬は1サイズ上」と書くページを見て、かえって迷っている方に向けた記事です。冬のスーツケースの大きさは、一律に1サイズ上げて決めるものではありません。メーカーの公式な目安を組み合わせると、泊数と、帰りに荷物が増えるかどうかで、ほぼ答えが決まります。冬に関係なく、泊数と人数から基本のサイズを知りたい方はスーツケースのサイズの選び方へ。
冬のスーツケースは何L?5問の診断で自分の答えを出す
答えは5つです。手持ちで足りる(買わなくていい)/絞って機内持ち込みサイズ/拡張つきM/L/1個に収めない、のどれかになります。
泊数・運び方・帰りの荷物・厚手のものの量・手持ちのケースの5つに答えると、答えが1つ出ます。買う答えのときだけ、代表機種のボタンがその場に出ます。
答えの決め方は、Samsonite公式の泊数の目安(1泊10L)から始めます。帰りに荷物が増える人は、行きの荷物が容量の5〜6割に収まる大きさまで上げ、帰りが増えない人は公式の泊数帯の下限と比べます。
理由と計算は、以降の節で確かめられます。
メーカー公式は「冬は何L増える」と言っている?
言っていません。SamsoniteもACEも、冬に何L増えるかの数字は出していません。公式の数字として使えるのは「1泊10L」「行きは容量の50〜60%」「4〜6泊は50〜70L台、1週間以上は80L以上」の3つです。
- Samsonite:1泊=10Lをおおよその目安としています。そのうえで「渡航先や季節、目的やお土産の量によっても異なります」とし、荷物が多い人には拡張機能付きか少し大きめのサイズをすすめています
- ACE:「滞在先が夏か冬かによって、同じ1週間でも荷物の量はだいぶ変わってきます」と書いています。お土産をたくさん買うつもりの人には、行きの荷物をスーツケースの50〜60%に収めるのが理想としています
冬の服は、同じ枚数でも夏の服より場所を取ります。
※ 各メーカーの公式ページの記述を要約したものです(2026年10月24日確認)。
この先の節で出す必要な容量は、公式の2つの数字(1泊10Lと、行き50〜60%)を組み合わせたエラビトの計算です。メーカーが冬用に示した数字ではありません。
冬服の3泊は、スーツケース何L?
帰りの荷物が増えず、厚手のニットや靴が少ないなら、3泊は機内持ち込みサイズで足ります。厚手が多い、または帰りに増えるなら、50L前後(拡張つきMの下限)まで上げます。
計算はこうです。
- 公式の泊数の目安:3泊×10L=30L(Samsonite「1泊10L」)
- 帰りに増える人は、行きを容量の6割に収めたい:30L÷0.6=50L
- 帰りにかなり増える人は、行きを5割に:30L÷0.5=60L
厚手のものが多く、帰りが増えない人を1段上(拡張つきM)にしているのは、エラビトの判断です。コートは着て乗る前提で、ケースに入れるニットや靴が多いと、30Lの目安では余裕がなくなるためです。
3泊を機内持ち込みに絞るなら、重さは?
ANA国内線の機内持ち込みは、手荷物と身の回り品の合計で10kg以内です。本体が2kg台のケースなら、中身と身の回り品に使えるのは7〜8kg前後になります。
冬の4泊以上は、何Lあれば足りる?
帰りに荷物が増える冬の4泊は、拡張つきM〜L。5泊以上で帰りも増えるなら、Lでも足りず2個に分けます。帰りが増えず厚手が少ないなら、冬でも公式の目安から上げずに、表2の「帰りが増えない」の列の大きさで足りる、というのがエラビトの判断です。
自分の泊数と、帰りの荷物の増え方の行を見てください。
※ 「帰りが増えない」は、公式の泊数の目安(1泊10L)と、Samsonite公式の泊数帯の下限(4〜6泊は50L、1週間以上は80L)の大きい方です。÷0.6・÷0.5は、ACE公式の「行きは容量の50〜60%」を逆算したエラビトの計算で、帰りに荷物が増える人にだけ当てはめます。
読み方の例です。
- 4泊で少し増える:67L。拡張つきM(代表機種は拡張後69L)で収まります
- 4泊でかなり増える:80L。Lが要ります
- 5〜6泊・7泊以上で帰りも増える:100Lを超えます。1個に収めず、2個に分けます
- 4〜6泊で帰りが増えない:50〜60Lで、Mの大きさです。手持ちのMがその容量以上あれば足り、買うなら拡張つきMにします
- 7泊以上で帰りが増えない:80Lで、Lです
つまり、冬の4泊以上だからLを買う、とはなりません。帰りが増えないなら、4〜6泊は「帰りが増えない」の列のとおり、Mの大きさで足ります。
買うなら拡張つきMにするのは、6泊の60Lが拡張なしのMの上限いっぱいだからです。代表機種(58L・拡張後69L)なら、広げて受けられます。
冬服で詰めたら、預け入れの重さはどこまで?
サイズを上げるほど本体が重くなり、枠の中で中身に使える重さは減ります。厚手の服を詰め込むと、容量より先に重さの枠に当たることがあります。
- ANA国内線(エコノミー):1個23kgまで、2個まで
- JAL国内線:預ける荷物の合計20kgまで(個数の制限なし、1個32kgまで)
※ ANA・JALの無料の枠から、各メーカーが公表する本体の重さを引いた値です(ANAは2026年10月24日、JALは2026年7月24日確認)。規定は変わることがあるため、出発前に利用する航空会社の公式ページで最終確認してください。
JALは合計の重さで数えるので、2個に分けても枠は20kgのままです。2個に分けて重さにも余裕を持たせたいなら、エコノミーで1個23kgを2個まで預けられるANAの方が向いています。
結局どれ?冬の条件別の結論
手持ちのケースが、表2の自分の行の容量以上なら、買い替えなくていいです。帰りが増えず厚手のものが多い人は、1段上で見ます。3泊なら機内持ち込みサイズでなくM(買うなら拡張つきM)、4〜6泊なら拡張なしのMでなく拡張つきMです。
足りない人だけ、次の条件で選びます。
- 今のスーツケースで足りる人:買わなくていいです。例えば3泊で帰りが増えず、厚手が少ないなら、手持ちの機内持ち込みサイズで足ります
- 3泊・帰りが増えない・厚手が少ない人:機内持ち込みサイズに絞ります。コートは着て乗ります
- 3泊で厚手が多い・帰りに増える人/4泊で帰りが少し増える人/4〜6泊で帰りが増えない人:拡張つきM一択です
- 4泊で帰りがかなり増える人/7泊以上で帰りが増えない人:Lです。預ける前に、表3で重さを確かめます
- 5泊以上で帰りも増える人:1個に収めず、2個に分けます(ANA国内線のエコノミーは23kgを2個まで)
「冬は1サイズ上」という一律のルールは使いません。上げるかどうかは、帰りに増えるかと、厚手のものの量で決まります。
買うなら、拡張つきMとLのどれ?
中心は拡張つきMです。迷ったらレジェンドウォーカー 4051-59、Lが要る人はACE クレスタ 06318です。診断で「買わなくていい」と出た方は、この節は読まなくて大丈夫です。
拡張つきMなら
レジェンドウォーカー 4051-59(ソフト)
58L・拡張69L・3.3kg
こんな人におすすめ
- 3泊で厚手のニット・靴が多い人、帰りに荷物が増える人
- 4泊で帰りが少し増える人(必要な容量67L)
- 4〜6泊で帰りが増えない人(必要な容量50〜60L)
- 容量
- 58L(拡張時69L)
- 本体の重さ
- 3.3kg
- タイプ
- ソフト(ポリエステル)
おすすめの根拠:表2の拡張つきMの帯(4泊で少し増える67Lまで)を、拡張後の69Lで受けられます。本体3.3kgなら、JAL国内線の合計20kgのうち中身に16.7kgを使えます。
Lが要るなら
ACE クレスタ 06318
83L・拡張93L・4.8kg
こんな人におすすめ
- 4泊で帰りがかなり増える人(必要な容量80L)
- 7泊以上で帰りが増えない人(必要な容量80L)
- 容量
- 83L(拡張時93L)
- 本体の重さ
- 4.8kg
おすすめの根拠:80Lの必要な容量を拡張前の83Lで受け、拡張すれば93Lまで広がります。
本体が4.8kgあるので、JAL国内線で1個預けるなら中身は15.2kgまでです。詰める前に表3を見てください。
よくある質問
- 冬の3泊は、スーツケース何Lですか?
- 帰りが増えず厚手が少ないなら、機内持ち込みサイズで足ります。厚手が多い、または帰りに増えるなら50〜60Lで、拡張つきMを選びます。3泊×10L=30Lを、帰りが増える人は行き6割に収まるよう割り戻した値です。
- 冬は1サイズ上にするべきですか?
- 一律に上げる必要はありません。SamsoniteもACEも、冬に何L増えるかの数字は出していません。上げるかどうかは、帰りに荷物が増えるかと、厚手のものの量で決めます。帰りが増えないなら、4〜6泊はMの大きさで足ります。手持ちのMが表2の容量以上あれば買わなくていいです。買うなら拡張つきMです。
- 冬の旅行は、スーツケースを預けたほうがいいですか?
- 3泊で荷物を絞れるなら機内持ち込みでよく、それ以外は預ける前提で考えます。ANA国内線の機内持ち込みは、手荷物と身の回り品の合計10kg以内です。預けるときは、枠(ANA国内線1個23kg・JAL国内線合計20kg)から本体の重さを引いた分が、中身に使える重さです。
- 帰りにお土産が増えそうです。どうすればいいですか?
- 行きの荷物が容量の50〜60%に収まる大きさにします(ACE公式が、お土産をたくさん買うつもりの人に示す目安)。4泊で少し増えるなら67Lで拡張つきM、かなり増えるなら80LでLです。5泊以上で帰りも増えるなら、1個に収めず2個に分けます。
まとめ
冬のスーツケースの大きさは、一律に1サイズ上げるのではなく、行きの荷物量と帰りの増え方、預け入れの重さで決めます。帰りが増えない人は、厚手のものが多くなければ冬でも公式の目安から上げずに足りる、というのがエラビトの判断です。手持ちが足りているなら買わなくていいです。
帰りが増える人は、行きが容量の5〜6割に収まる大きさにして、預けるなら本体の重さを引いた残りで詰めます。自分の答えを出し直すときは、ページ上の診断(冬のスーツケースは何L?5問の診断)に戻ってください。
出典
本文の目安・規定と商品の容量・重さは、下の公式ページで2026年10月24日に確認したものです(JAL国内線の無料の枠〈20kgまで・個数の制限なし〉は2026年7月24日確認。ACE クレスタ 06318の重さはACE公式ストア〈Yahoo!ショッピング店〉の商品ページの表記)。規定・仕様は変わることがあるため、出発前に利用する航空会社の公式ページで、購入前に商品ページで最新の内容を確認してください。
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