ロストバゲージの対策荷物が出てこないとき、ANA・ジェットスターの申告期限は「21日」。紛失が決まる日ではありません

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この記事の結論
  • 現地で出てこない → ターンテーブルを離れる前に、到着した空港の航空会社の係員に申告します
  • 申告したら → 参照番号を控え、航空会社の手荷物検索やWorldTracerで状況を見ます
  • 数日戻らない → 日用品を買ったらレシートを取っておき、購入費の扱いを航空会社に聞きます
  • 出発前 → 利用する航空会社の期限と窓口を確かめ、スーツケースの中身をメモしておきます。買うものはありません

ターンテーブルの前で、自分のスーツケースだけが出てこない。初めて荷物を預けて海外へ行く前に、そんな場面を想像して不安になっている方に向けた記事です。扱うのは、航空会社に預けた荷物(受託手荷物)が届かないときの手続きの順番です。空港での申告、状況の確認、日用品のレシート、申告の期限、国際線の賠償の上限を、ANAとジェットスターの公式ページと国土交通省の発表に沿って並べます。ネームタグを付けるか迷っている方は、スーツケースのネームタグの記事をご覧ください。

荷物が出てこないとき、空港で何をする?

到着した空港で、その場で航空会社の係員に申告します。ANAの国際線は、到着地の空港で係員に申告するか、未着申請フォームで自分で申告する方法を案内しています。国内線は、到着空港の係員に未着申請をします。

ターンテーブルを離れる前に声をかける、というのは当サイトのおすすめです。ANAのページにそう決まりがあるわけではありません。

預けたときにもらった手荷物タグ(半券)の番号も、荷物を特定する材料です。ジェットスターは、紛失の請求の際に手荷物タグ番号を伝えるよう案内しています。番号は写真かメモで控えておくと慌てません。

ロストバゲージの申告はいつまで?航空会社別の期限

ANAは到着日の翌日から21日以内、ジェットスターは延着・紛失とも21日以内です。ただし航空会社や路線で期限は違うので、21日と決めつけず、利用する航空会社の手荷物ページで確かめてください。

表:航空会社別の申告の方法・期限・状況の確認(2026年10月15日確認)
航空会社・線 申告の方法 申告の期限 状況の確認
ANA 国際線 到着地空港の係員、または未着申請フォーム 到着日翌日から21日以内 ANAの手荷物検索システム
ANA 国内線 到着空港の係員に未着申請 到着日翌日から21日以内 ANAの手荷物ページで確かめる
ジェットスター 延着は遅延手荷物フォーム。紛失の賠償請求は書面(ライブチャットから) 延着・紛失は21日以内 参照番号(PIR番号)でWorldTracer(英語)

出典:ANA「国際線 お手荷物の事故」、ANA「国内線 お手荷物の事故」、ジェットスター「お手荷物の破損・延着・紛失」・同 英語版(いずれも2026年10月15日確認)。

上の3行以外の航空会社は、利用する会社の手荷物ページ(紛失・延着)で、期限と窓口を確かめてください。

ANAは、国際線と同じ予約で購入した国内線の区間にも国際線のルールを当てはめます。コードシェア便や他社が運航する便は、他社の約款が適用される場合があります。

預けた荷物の行方は、どう追える?

申告で受け取った参照番号を使って、自分で状況を見ます。

荷物が数日戻らないとき、日用品はどうする?

洗面用具などを買ったら、レシートを取っておきます。ジェットスターは、紛失の損害賠償請求に、洗面用具などの日用品の購入費用を含められると案内しています。請求は期限内に書面で行い、ライブチャット(9〜21時)から手続きし、領収書を提出します。

購入費の扱いは航空会社によって違う場合があります。利用する航空会社には、買う前に扱いを聞いておくと安心です。

「21日」は申告の期限?荷物は紛失扱いになる?

21日は「いつまでに申告するか」の期限で、荷物が紛失と決まる日ではありません。申告を済ませたあとも、航空会社は荷物を捜索します。

賠償が動く日は、期限とは別に決まっています(ANAの場合)。

期限に間に合わせるために、荷物が出てこないと分かった時点で申告をまず済ませます。つまり、21日は待つ日数ではなく、申告を済ませておく日数です。

国際線で荷物が見つからないときの賠償の上限は?

国際線の手荷物の責任限度は、モントリオール条約で1,519SDR(約31万円)です。円換算は1SDR=約201円(2024年11月27日時点)で、為替で動くため目安です。

国内線の賠償は航空会社の約款によります。利用する航空会社の手荷物ページで確かめてください。

出典:国土交通省「モントリオール条約に係る責任限度額の改正について」(令和6年12月9日発表、2026年10月15日確認)。

出発前にやっておくことは?

利用する航空会社の期限と窓口を確かめ、スーツケースの中身をメモしておきます。どちらも家で10分でできて、買うものはありません。

結局どうする?状況別の結論

今いる場面で、やることが変わります。

出発前の人

買うものはありません。今日、利用する航空会社の手荷物ページで期限と窓口を確かめ、中身をメモします。

現地で荷物が出てこない人

その場で申告し、参照番号を控えます。期限を気にするのは、そのあとで構いません。

数日たっても荷物が戻らない人

日用品のレシートを取っておき、航空会社に購入費の扱いを聞きます。参照番号で状況も見ておきます。

21日を過ぎそうな人

申告をまず済ませます。紛失が決まるのは21日ではなく、航空会社の捜索のあとです。

荷物が見つからなかった人

航空会社の約款に沿った賠償の案内を待ちます。国際線の責任限度は1,519SDR(約31万円、2024年11月27日時点の換算)です。

よくある質問

ロストバゲージの申告はいつまで?
ANAは到着日の翌日から21日以内、ジェットスターは延着・紛失とも21日以内です。他の航空会社は、利用する会社の手荷物ページで期限と窓口を確かめてください。
荷物が出てこなかったら、空港で何をする?
到着した空港で、航空会社の係員に申告します。ANA便ではない便で到着したときは、その便を運航した会社へ申告します。申告のあとは参照番号を控えます。
21日たつと、荷物は紛失扱いになる?
21日は申告の期限で、紛失が決まる日ではありません。ANAが賠償を案内するのは、捜索後も見つからない場合の、国際線なら到着後または未着申告から30〜45日目以降、国内線なら到着後または申告から7日目以降です。
国際線で荷物が見つからないときの賠償の上限は?
モントリオール条約の責任限度は1,519SDR(約31万円)です。円換算は1SDR=約201円(2024年11月27日時点)で、為替によって変わります。

まとめ

荷物が出てこなければ、到着した空港の航空会社の係員にその場で申告し、参照番号を控えます。ANAとジェットスターの申告期限は21日以内で、紛失が決まる日ではありません。数日戻らないときは日用品のレシートを取っておき、国際線の賠償の責任限度は1,519SDR(約31万円、2024年11月27日時点)です。出発前にやるのは、利用する航空会社の期限と窓口を確かめることと、中身のメモです。

出典

本文の記載と数値は、次の公式ページで確かめています(2026年10月15日確認)。

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